ビジットジャパン・キャンペーン

出典 日本政府観光局(JNTO)

    

国土交通省により発足された訪日旅行促進事業ですが、発足当時の訪日外国人旅行者数は年間わずか521万人でした。2010年までに年間1,000万人の訪日を目標としましたが、リーマンショックによる世界的な不況や東日本大震災及び福島原発事故で数字は大きく落ち込みました。しかしビザの緩和や円安の助けもあり、2013年には1,036万人の訪日観光客を記録し、ついに1,000万人の目標を達成しました。2020年の東京オリンピックまでに4,000万人という次なる目標に向け、観光庁ではインバウンド施策の方向性や戦略等について議論が重ねられています。また民間レベルでも積極的にこの事業に参加していくことが目標実現には必要です。ビジットジャパン・キャンペーンは年間4,000万人の訪日を見据えているのです。

成長する国際観光市場 4000万人目標は決して大き過ぎない

出典 世界観光機関(UNWTO)2015年世界各国・地域への外国人訪問者数の比較

単位 千人

    

国際観光の市場規模は世界における自動車の輸出総額を上回る140兆円以上とも言われています。UNWTO(国連世界観光機関)のデータによると、2013年度の時点で国際観光客到着数は10億人を超えており、東京オリンピックを控える2020年には13億人、その10年後の2030年には18億人を超えるという予測がされています。

今後国際観光市場がいかに重要かということがデータより明らかです。そしてその市場において、世界人口の4分の1とも3分の1とも言われるムスリム市場がキーポイントとなることに間違いはありません。

2015年に2000万人を超えた訪日外国人客数ですが、10億以上の国際観光客の内わずか2%を獲得したに過ぎません。

​現在掲げる4000万人の目標も、成長する世界の観光市場を意識すると通過点でしかありません。

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国際観光客到着客数の今後の予測

​UNWTO「Tourism Towards2030」に基づき観光庁による作成